投与方法・注意事項
過敏症に関する留意点
アロフィセル.jp 医療関係者向けTOP > アロフィセル治療可能施設向け情報:投与方法・注意事項 > 過敏症に関する留意点
過敏症に関する留意点
注意を要する事象について
アロフィセルの製造工程でウシ胎児血清、ペニシリン及びストレプトマイシン、又はゲンタマイシンを使用しており、これらに対する過敏症が発現する可能性が考えられます。そのため、注意を要する事象としています。
臨床試験における有害事象発現頻度
- Darvadstrocel-3002試験では、過敏症関連有害事象[MedDRA SMQ「過敏症」の狭域に含まれる事象並びにMedDRA基本語「引っかき傷」、「腫脹」、「末梢性浮腫」、「そう痒症」、「急性呼吸不全」、「気管支閉塞」、「悪寒」、「潮紅」、「低血圧」、「上気道性喘鳴」及び「咽喉絞扼感」(以下、同様)]の発現頻度は9.1%(2/22例)でした(52週後)。
- Cx601-0302試験では、過敏症関連有害事象はダルバドストロセル群で9.7%(10/103例)、プラセボ群で8.8%(9/102例)でした(104 週後)。
- 国内外臨床試験及び海外製造販売後の自発報告から、ダルバドストロセルとの関連を示唆する明確な情報は得られていません。
関連する電子添文の記載
【禁忌・禁止】(抜粋)
2.本品の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
【使用上の注意】(抜粋)
1.使用注意(次の患者には慎重に適用すること)
薬物過敏症の既往歴のある患者又はアレルギー素因のある患者[原料として健康成人の皮下脂肪組織を、製造工程においてウシ及びブタ由来の原材料、ペニシリン及びストレプトマイシン、又はゲンタマイシンを使用し、また、副成分としてヒト血清アルブミンを含有している。]
再使用禁止、警告、禁忌・禁止を含む注意事項等情報は
「電子添文」をご参照ください。